脂肪税とポテチ税そしてたばこ税
10月1日より世界一住み易い国と言われるデンマークで「脂肪税」なる税金が課税されました。内容は飽和脂肪酸の取り過ぎが心臓疾患を助長し平均余命が伸びない為と言われています。チーズやバター等で飽和脂肪酸が2.3%以上含まれている食品に課税されました。デンマーク政府はこれによって年間22億クローネ(300億円)の増収を見込んでいるようです。この様な税金は初めての事の様です。
一方9月1日からハンガリーでは通称「ポテチ税」なるものが実施されています。これもメタボ対策で塩分や糖分が多いものでポテトチップスが代表的で「ポテチ税」と呼ばれたのでしょう。糖分の多いコーラも課税対象です。ハンガリー政府はこれによって年間7400万ユーロ(80億円)の増収を見込んでいます。
わが国でもこの度の東日本大震災の復興のための財源に「たばこ税」の引き上げを考えているようです。先進諸国はすでにたばこについては日本円で1000円前後になっています。たばこの場合は喫煙する本人だけでなく周りの人に対して受動喫煙となってしまうために高額になるのが当然でしょう。
しかしここまで書いてくるとどうも生活者の健康を守ると言う大義名分が旗印となり、各国とも財政が苦しい事から増税対策が見え隠れしてきます。増収分が全て医療関連に使われるのなら分かりますが、政策の失敗を穴埋めに使われるのではと疑ってしまいます。
わが国の借金はGDPの2倍に相当する1000兆円になろうとしています。たばこ税は良しとしても、抜本的な国の有り方を変えるような政治を行って欲しいものです。
「経済・政治・国際」カテゴリの記事
- 脂肪税とポテチ税そしてたばこ税(2011.10.03)
- 緊急時避難準備区域の解除(2011.10.01)
- 野田首相の脱原発とは(2011.09.24)
- トモダチ作戦の背景(2011.09.17)
- 前原外務大臣の辞任は早すぎる(2011.03.08)
トラックバック
この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/526072/52898263
この記事へのトラックバック一覧です: 脂肪税とポテチ税そしてたばこ税:


コメント