優秀な経産官僚の退職
去る9月26日(月)経済産業省の優秀な一人が退職しました。ネットメディアのなかでは以前からその経緯については見られていましたが、現実の事となりました。その人は経産省官房付の古賀茂明氏です。1年9か月の間決まった仕事も与えられず過ごして来ました。ネットメディアでは時々出ていましたが既存大手メディアでは扱いません。辞めた途端に各テレビ局が先を争って出演を求めていたようです。
公務員改革に取り組み、それが原因で他の官僚からバッシングを受けたのです。国会でも取り上げられ野党である自民党から参考人として呼ばれ、改革の必要性を説いたのですが、時の官房長官である仙石氏より恫喝を受け一気に世に知られることとなりました。
古賀氏は26日現代ビジネスの電子版に「本日経産省を退職します」との長文の特別手記を発表しました。「『改革への新たな一歩』ーー日本再生のため、更なる戦いに挑みます」
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/20744
この中には退職までの経過や従来から主張していました政策論、そして今後の方向などが記されています。
更に28日にはニコ生で1時間30分余に亘り東京新聞副主幹の長谷川幸洋氏と対談していました。午後9時30分からと言う時間で有りながら述べ28000名余りがアクセスしていました。内容は上記と殆ど同じですが、官僚や閣僚達の無責任さが今更ながら浮き上がりました。
注目すべきは現在の野田政権が増税一本やりで他の成長戦略は口先ばかりで進んでいかない事です。成長分野とされる3つの方向では既得権者が強力で改革なくして出来ない事ばかりです。たとえば農業では農協・医療では医師会・エネルギーでは電力会社等どれ一つ現政権では手が出ないと看破しています。結局は最も弱い生活者から増税と言う形で増収を図ると言う財務省の言い分を全面的に取り入れるしかないのです。
この退職劇には各方面から退職したと言うより辞めさせられたというコメントが多く出ています。


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