菅総理【魔の山】のジンクスを超えられるか
菅総理が金曜日の国会が終了後、スイスのダボスへ飛び立ちました。ダボス会議(世界経済フォーラム)にて演説を行う為です。経済界からの要請で急遽行く事になり、官僚が作成した要旨を御用学者と共に大幅な変更をしたとの様です。
演題は「開国と絆」であり、内容は第三の開国と言い明治維新、第二次大戦後と今回の開国が第三番目となる様です。過去の二回は何れも我が国が敗れた事から起った開国です。と言うことは経済界から強く押された背景は「中国に負けるから」と言う事です。
その様に推測すると中国に勝てることは出来ない為にこの開国は米国からの圧力でしょう。いくら考えても良いお土産が無い為にTPP参加の結論を6月と公言してしまいました。国会での施政方針演説で言うのは、これから審議するので先走り戸は言われないですが、ダボス会議での演説は参加宣言と同じです。
最も会議に参加した聴衆から大きな拍手が起った訳ではありません。長期国債の格下げの理由に国内政治の不安定さが入っていますから聞く方もそれなりでしょう。
過去我が国の総理がダボス会議に参加したのは3名でした。森総理は会議後2ヶ月、福田・麻生の両総理は同じ年の9月にそれぞれ退陣しています。それをノーベル賞作家トーマス・マンの長編小説【魔の山】(ダボスを指しています)のジンクスになっています。
熟議と盛んに言う総理がTPPに就いては党内もまだ纏まらない為に明日から始まる予算委員会や他の委員会で揉めることでしょう。決まらなければ我が国の信用は更に低下し、国債の格付けが一層下がることが予想されます。
もう一つの絆ですが、絆を大切にしないのは菅総理自らでしょう。今はこの世に居ませんのでどうにもなりませんが、菅直人という政治家が生まれるには市川房枝氏のお陰ですが、彼女から権力欲が強すぎるといわれ離れているのです。更には民主党が政権交代をした立役者を平気で切ろうとしている人に絆を言える資格は有りません。誰を裏切ろうと権力を取りたい一心です。人情と言うものを持ち合わせていない政治家です。


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